心とからだが弾む詩
このコーナーは、「心とからだが弾む詩」と題した出版したものの一部を紹介していきます。

日本の風土いろいろ

1999.11.30

人は生きてる 自然のなかに 時間と空間からめた環境
 人は生きてる 社会のなかに 自我と仲間をそなえた環境
たまたま生まれてそだった環境
中世 近世 現代 未来
牧場 砂漠 モンス―ン
どんな時でも所でも 郷にはいれば郷にしたがえ
その時その場に順応し 風土にみあったよい暮らし

気候風土が食べ物あたえ からだを包む姿をかえる
水のとり合い 縄張り 祈り
いろんなところに特徴できる

肉をたべるかコメ中心か 石のお家か木の家屋
毛皮をきるか木綿にするか 治水の思想か利水の思想
対決姿勢か忍従姿勢 拡張志向か堅守の方針
唯一神か八百万の神々
世界のいろんな国々で 人の考えさまがわり

朝日がのぼる あらたな一日
明暗寒暖交代し 人間社会もうごきだす
静寂世界が 喧騒社会 日本の都市がうごきだす

慈雨がふります 風がふく
川がながれる 木がそよぐ 魚がよろこび 鳥しずか
日本の山は急峻で 山の雨がすぐ海に 洪水氾濫こまります
十日もすれば水不足 水無川にもともどり 利水の技術が進歩した
日本の樹木は多種多様 温暖湿潤酸性土壌 森林そだつに好条件
高等植物4000種 硬軟粗密の材木で 木工技術が進歩した

夕日がしずんで 日がくれる
新月 三日月 半月 満月 うさぎが餅つく姿をみせる
月の引力 大きな力 干潮満潮 日に二回
太陽引力くわわると 新満月では大潮で 上下弦月 小潮をしめす
海辺の自然のリズムはただし

周囲が海の日本の国土 海岸文化で知恵つけた
海の強さにはむかわず 恩恵受け身で 身につけた
海水ほして塩つくり 体を清めるこころがけ
魚貝海藻 海の幸 栄養バランス よい惣采
櫓漕ぎの舟から 海運 造船 舟大工と宮大工 道具の技術が進歩した

黒潮親潮 ながれてはこぶ 南洋文化や水産資源
海を自然の要塞に 他国と交流 遮断の操作
文化のもちこみ とり入れ得意 消化のためには鎖国も上手
天気がすすむ東のはずれ 文化の受け皿 大八洲

世界の指折り産業国 近代社会の国々と
同じく日本も北半球 温帯域に位置します
だけども緯度では南寄り 日照時間がきわめて長い
お日さま たくさん有難う

中緯度帯の天気はかわる 西から東に天気はかわる
ヨ―ロッパは西が海 メキシコ海流あたたかい 冬の寒さにブレ―キかける
日本の西には大きな大陸 シベリア寒気もやってくる
日本の東は大海原 暖湿気流をはきだして 日本に暑さをもってくる
太平洋の高気圧

年間気温の差がはげし 日本の都市は三十以上 西欧都市では二十まで
太平洋からしめった空気 日差しは強く 不快がつのる 梅雨ののこりが輪をかける
日本の夏は蒸し暑い

日本列島細長く 脊梁山脈高峻で 地域気候は多種多様
太平洋側 夏に雨 日本海側 冬に雪 降水量にはめぐまれる
気温がかわる 湿度がかわる 梅雨豪雨台風秋雨 複雑気候の日本列島
くわえて地震に火山や津波 作業労働ゆっくりできぬ
仕事はテキパキ片付けろ

山川草木ゆたかな国土 季節の鳴き声 季節の彩り
春のウグイス 夏のセミ 秋の スズムシ 冬のツル
桜前線 菜の花前線 南からの自然のしらせ 紅葉前線逆情報
春と秋の七草 ゆかし 春は食用 秋観賞
せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ
すずな すずしろ 春の草 七草粥でご馳走さま
はぎ すすき くずばな なでしこ おみなえし
ふじばかま と ききょうの花 秋の七草 かれんな

地形と気候が複雑多様 光と水が温暖多湿
はげしい自然にすなおな生き物 変化にしたがう柔軟路線
人のくらしも適応姿勢 受容忍従かつ前進 日本の風土がそだてた姿勢
天地のあいだに生きてゆく 大和の民の生活の知恵を 天地人と表現す


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